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作者:悠木 源基

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作:悠木 源基

貴方は、ツギハギ令嬢の私の手を取った

 貧乏子爵家の次女のクリスティナ=スミスンは、王城の舞踏会が開かれるホールの前で、突然男性に声をかけられた。 「宜しければ私にエスコートをさせて頂けませんか?」と。  その人は見上げるほど背が高く、均整のとれた立派な体躯をしていて、その上には、恐ろしく整った顔があった。  彼は今この国で一番の人気のある英雄の騎士だった。 「ほとんどの貴族令嬢が王立学園へ通っている中、城でお針子として働いている自分になぜ? しかも、今日の私はツギハギだらけの物凄く妙ちきりんな格好をしているというのに」  彼女は驚き戸惑った。彼とは分不相応な自分が彼の手を取ったら、明日以降女性達からどんな目に遭うか分かっていたからだ。  しかしデビュタントの彼女は、この夜会でどうしても成人としての証明書をもらわなくてはいけない訳があった。  そのために、彼女は覚悟を決めて憧れの人の手に、その手を委ねた。  無自覚に人々を魅了(魔法ではない)していく苦労人少女と、彼女を陰から見守り続ける美丈夫騎士の恋物語と複雑な人間模様。

更新:2024/4/25

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作:悠木 源基

美しい花には毒がある。当然でしょ、そんなこと

 毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。   男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。    いつしか二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。  二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。  それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。  そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。  彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。  それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。  しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。  そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。   しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。  そして待ち受ける、二人の運命は……!!    クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。  ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!    あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。      

更新:2024/3/27

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作:悠木 源基

ドアマット令嬢はカワセミの恋に憧れる

 生まれたとき、期待されていた魔力がゼロだと認定された私は、伯爵である父の大きな期待を裏切った。そのため父に愛されることはなく、罵倒されて育った。  そして八歳のときに魔術師だった母親がなくなると、父親は子連れ女性と再婚し、今度は三人で私を虐待し始めた。その上使用人達からも見下されて、彼らの仕事までさせられた。  そんな最悪の家庭環境の中にいたドアマット状態の私を救い出してくれたのは、同じ一門の伯爵家の三男の幼なじみだった。  その後私は、一門の長である侯爵様の取り成しで、我が家の嫡女と認定された上に、その恩人の幼なじみと婚約することが決まった。  しかし、その七年後に二人の婚約は解消されてしまった。弟が生まれたために私が廃嫡され、婿取りではなくなったからだ。  婚約者を心から愛していた私は大きなショックを受けて悲しみに沈むが、彼は平然としてそれを受けいれてしまった。その様子またショックを受けた私だったが、学園の卒業式に予想もしないとんでもない展開を迎えたのだった。    ドアマット伯爵令嬢と幼なじみの伯爵令息、そしてもう二人の幼なじみ……変わり者扱いされているが意外とハイスペックな四人組の恋愛模様と友情の話。  

更新:2024/2/3

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作:悠木 源基

都合がいい女と呼ばれて……言葉と文字は嘘をつき、視線は愛を伝えない

 貧乏子爵令嬢のリネットは、名門侯爵家の嫡男レイクスの婚約者だ。彼女と彼と彼の弟のローリーの三人はいわゆる幼なじみで仲が良かった。  ところが、レイクスは学院に入学してからというもの、王太子の側近候補となったせいでとても忙しくなってしまった。そのせいで月に一度のお茶会の席でも、彼は難しい専門書ばかりを読み耽り、ほとんど会話をしなくなってしまった。その上うるさいからしゃべるなと言われてしまい、それ以後のお茶会はただの読書会になってしまった。  二年後、彼女が学院へ入学してみると、婚約者がとある男爵令嬢の取り巻きの一人になっていた。  しかも彼女は周りのご令嬢達から、所詮あなたはレイクスの都合のいい女に過ぎないのだから、いい気になるなと色々な虐めに遭う。明るく元気でおしゃべりだった彼女は、やがて無口で暗い性格になってしまう。  両思いだったはずの二人が、悪意ある人々のせいで次第にすれ違ってしまい、リネットは次第にレイクスとの婚約を解消を望むようになる。  しかし王太子の婚約破棄騒動や誘拐事件などに巻き込まれていくうちに、少しずつ隠されていた真実を見つけ出す婚約者同士の話。  

更新:2023/12/8

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作:悠木 源基

辺境伯令息は、今日も甘い仮面の下で毒を吐く

 「塩令嬢は今日もまた、愛する甘党婚約者のために無双する! ~塩令嬢にプロポーズした第二王子の悲劇~」というタイトルを変更しました。  過酷な境遇で育った少年と、偶然そんな彼を森で見つけて、手作り菓子を与えて餌付けしてまった、少女の恋物語です!   ✽✽✽✽✽✽✽  生徒会で唯一の女性役員であるミンティアは、学院内では塩令嬢と呼ばれている。  成績優秀で魔術にも優れているが、いつも無表情でニコリともしない、冷たい印象。しかも、生徒会長である第二王子を婚約者から奪おうとしている悪役令嬢だという噂も一部の生徒達からは囁かれている。  しかし、そんな噂はデタラメだった。彼女にはちゃんと愛する婚約者がいて、その婚約者のために日夜冷酷無比な仮面を被って奮闘していたのだから。  そして、彼女がこの学院に入った最大の目的である魔術対戦が行われた日、とんでもないことが起きた。  なんと大勢の人間の前で、第二王子が婚約破棄をした上に、婚約者持ちの彼女にプロポーズをしてきたのだから。  何故? 私達は今までまともに会話もしたことありませんよね?  彼女は困惑し、彼女の婚約者は激怒した。この婚約者、見かけは天使だったが、中身は怒らせるととんでもなく恐ろしい人物だった……

更新:2023/12/5

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作:悠木 源基

伯爵令嬢は王太子から逃げ回る〜殿下、私達が婚約するにはまだ早過ぎるでしょ!〜

 エリザベス=コンラッド侯爵令嬢は学園の卒業パーティーで、婚約者である王太子から冤罪をでっち上げられて婚約破棄される。  淑女の鏡と呼ばれていた彼女もさすがに腹を立てて、王太子と浮気相手の聖女に向かって、恨んでやる、呪ってやると泣きながら叫んで退場した後で、階段から転げ落ち、意識不明に陥ってその半年後に亡くなった。  その後聖女は魅了持ちだったとわかり、王太子は酷く後悔するが、時すでに遅し。国は度重なる災害と疫病の大流行で荒廃してしまう。  これはコンラッド侯爵令嬢の呪いのせいだと皆は噂するようにった。  そしてその後、コンラッド侯爵一族の唯一の生き残りとしてローズリー=マルソール伯爵令嬢が誕生すると王侯貴族だけでなく国民は大喜びをした。いずれ彼女が大人になれば、この国の呪いを解呪してくれるのではないかと。  ところがその令嬢はエリザベスの生まれ変わりであり、前世の記憶持ちだった。  そんなことも知らずに自分の権威を回復したいという自己中の王太子は、まだ幼いローズリーに執拗に婚約を申し込む。  しかし、見た目は七歳だが精神年齢は成人のローズは、初恋の幼なじみと共に、隠された過去の罪を次々と暴いていくのだった…… 最終章直前にタイトル変更しました!

更新:2023/10/14

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作:悠木 源基

陛下、私は貴方の元婚約者ではなくその娘ですから、罪滅ぼしなど結構です。いえ、むしろ迷惑ですから

 ブリトリアン王太子と、ホーズボルト辺境伯家の令嬢のアスティリアはお互いに思い合っていた。しかし、二人はお互いの気持ちを伝えることができない理由があった。  王太子はまだ十二歳だった時、王宮の庭園で二つ年下のアスティリアにプロポーズした。  しかしその時二人は初対面。彼は父親の命令で彼女に「あなたを幸せにします。一生愛します」と告げたのだ。すると彼女はこう言った。「一生の愛なんて信じられません。いつ私以外に真実の愛を見つけてしまうかわかりませんもの」と。  実は彼女の母親は国王の元婚約者だったのだ。ところが、当時の王太子に浮気をされて婚約破棄された挙げ句、冤罪で投獄され、熊男と噂されていた辺境伯と結婚させられたのだ。  国王は今頃になって元婚約者に謝罪して償いたいらしいが、周りの者達にとってそれは傍迷惑以外のなにものでもなかった。  そんな国王に振り回される恋人達が幸せを掴むまでの話。  あくまでも異世界、独自の世界観の話ですので、それをご理解した上でお読み下さると助かります。

更新:2023/7/16

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